やばいと噂の宗教団体ランキングTop5

日本には18万を超える宗教法人が存在します。

神道と仏教徒が日本の信者人口の多くを占めており、キリスト教系・諸教がそれに続きます。

日本各地でそれぞれの宗教法人が活動をしている中、その活動実態が過激でやばいと言われる宗教団体がいくつか存在しているのも事実です。

そこで今回はやばいと噂の宗教団体Top5をランキングにしてまとめていきます。

創価学会

創価学会とは1930年日蓮仏法精神に基づき「創価教育学会」が創立され、1945年に現在の「創価学会」と組織名を改名、1952年に宗教法人になりました。

戦前からある宗教団体であり、世界192カ国に広く行き渡っている創価学会ですがやばいと噂される理由があります。

勧誘

創価学会と言えば、勧誘活動(折伏大行進と呼ばれている)をする宗教団体として有名です。

折伏とは「議論などで相手を破り相手に自身の誤りを悟らせること、屈服させる」という意味です。

1960年代から70年代にかけて折伏大行進を大々的に行うよう教祖・池田大作は学会員を促し、個人宅を訪問したり他の宗教施設で大々的に論破したり屈服させ信仰を押し付けました。

強引かつ過激なこれらのやり口は言論や宗教の自由を妨害行為に値するとして裁判にもなった過去があります。

過激な行動

昭和30年から40年にかけて創価学会の信者が他人の家に押し入ってその家の仏壇や神棚を破壊して創価学会に入信するよう強制する事件がありました。

また脱退者に「自殺に追い込む」ように当時の教祖・池田大作が発言、元公明党福井県議員の田賀一誠氏がそれを表沙汰にして話題になりました。

これらは「創価教育学会本部関係者治安維持法違反事件」として検挙されています。

寄付金活動

創価学会は聖教新聞という雑誌を発行しており、創価学会の施設設立のための資金になっています。

そのため学会員は聖教新聞を読むように周りの近しい人へ購読を勧めたり、自分で何部も購入して周りに配るなど施設建設・運営のための寄付金活動をしている人がいます。

政治活動

「国民に奉仕する国民の政党」を謳い1964年に創価学会の仏法理念を基盤に結成されたのが公明党です。

選挙の時期になると公明党に投票するよう信者は近所の人をはじめ、友人などに声掛けをする活動を率先して行います。

地域活動に熱心

過去の過激な勧誘活動によって、創価学会=やばい宗教団体と位置づけられましたが、現在では地域活動を率先して行い「創価学会の人は良い人」という印象を人々に与えています。

地域住民に溶け込みながら、人が嫌がる仕事を自ら買って出るなど地域活動に熱心に取り組んでいます。

エホバの証人

エホバの証人とはキリスト教系の宗教で、1970年代に創設された「ものみの塔聖書冊子協会法人」のことです。

その教えの基礎となっているのは聖書に記された言葉、それを「信仰する神・エホバの言葉」だと信じ、書かれた教えを守り、人々に伝える活動を全世界で行っています。

聖書教育活動、無料個別聖書レッスンや信者が集う講演会を開催しているエホバの証人もその教義がやばいと噂されていますのでまとめていきます。

熱心な伝道活動

街頭や駅前などでものみの塔聖書冊子協会が出版している小冊子やパンフレットを掲げたり、個人の家を訪問して聖書の教えを伝え歩く「伝道活動」を熱心に行います。

信者によってはその伝道時間を申告し、協会から高い評価を受けたり、模範となる人物として信者たちから憧れの存在になれるという名誉を得ます。

行動様式

エホバの証人を代表する行動様式の1つに「輸血をしない」というものがあります。

これは聖書の中の「血を受け入れてはならない」という教えが基盤となっているのですが緊急を要する事故や病気による手術の際であっても輸血を受け入れません。

  • 輸血禁止
  • 偶像を崇拝禁止
  • 婚前交渉禁止
  • 喫煙禁止
  • 信者同士での結婚しか認められない
  • 相手の不貞行為以外で離婚をしてはいけない

また、以下の異教由来の行事は祝いません。

  • 季節行事
  • クリスマス
  • ハロウィン
  • 国旗敬礼
  • 国家
  • 校歌斉唱
  • お正月

祝い事の中には誕生日も含まれています。

反聖書的教えに基づいているためエホバの証人の家の子供たちはお友達の誕生日パーティーなどに参加することが許されません。

冠婚葬祭への参加

「異教由来の行事に参加しない」という点からもわかるように、エホバの証人は一般的な冠婚葬祭への出席に際し、異教由来の行為をしません。

例えば「お葬式の際のお焼香」や、「十字架を掲げる教会で行われる結婚式の賛美歌」などです。

お寺や神社、教会などに行くこと自体も良しとはしていませんが、各々の立場などの理由から出向かなければならない場合「その人の良心」に委ねられ行動するよう促されます。

脱会者

エホバの証人は教義に違反し、悔い改めない者を「排斥」する取り決めがあります。

いわゆる破門のようなもので、排斥された人は例えそれが家族であっても会話をすること、食事を共にすることなどが許されていません。

家族ですら事実上縁を切ることが勧められ、元の関係に戻すためにはエホバの証人組織に再入信することが必要なのです。

信者ではない人との関わりを断つことによって外からの情報をシャットアウトさせる目的があると考えられます。

統一教会

統一教会とは1954年韓国の文鮮明によって創始された世界基督教統一神霊教会で、韓国・日本・アメリカを拠点に活動しています。

その教えは文鮮明を救世主とし、文鮮明に従うことが最善であると教えられています。

神の下の人類は家族であり自由・平和・統一・幸福の世界実現を掲げて布教活動を熱心に行います。

合同結婚式

統一教会といえば、「合同結婚式」と言ってもよいほど代名詞となっています。

合同結婚式はその名の通り信者同士が合同で結婚式を行います。

しかしこの結婚式では自分の結婚相手を教祖である文鮮明氏が選びます。

そのため結婚式当日、用意された席についたときに初めて相手と顔を合わせることになるのです。

しかし信者は教祖によって導かれたとして喜んで受け入れるのです。

さらに不倫行為を禁じているため離婚率が低く、そういった意味では安心した結婚生活が送れるようです。

ちなみに2012年に文鮮明氏は亡くなっていますので現在は組織の中で信者同士のお見合い方式という形が取られています。

脱会希望者を拉致

1980年代ごろから統一教会の信者が脱会を希望する人に対して拉致監禁を行い、脱会をやめるよう説得する「統一教会信徒の拉致監禁問題」が発生しました。

脱会を希望する信者に対して強制的に精神病院に入院させ、洗脳を行うという強行行為があったとされています。

裁判に発展し人身保護請求が認められ違法性が指摘されました。

熱心な信仰心がそのような行動を起こした結果であるとはいえ少々怖いものがあります。

幸福の科学

幸福の科学は1986年に大川隆法によって創建された日本発祥の宗教団体で世界120カ国以上で会員組織が存在しています。

大川隆法を神とし、大川隆法が召霊した霊の言葉「霊言」やスピリチュアリズムを教義としています、しかしそんな幸福の科学もやばいと噂されています。

独特な信仰心

大川隆法を神とし信仰していることが独特な宗教です。

それに加え大川隆法には降霊できない霊がないと話しており、生きている人・死んでいる人の霊を降霊させます。

霊と交信し霊から受けた霊言をまとめた本の出版もしています。

三帰誓願と出家

幸福の科学では入会の時に三帰誓願することが入会の条件になっています。

三帰誓願の三帰は「三つの宝に帰依する」という意味がありますが、幸福の科学が指す宝は「大川隆法総裁、大川隆法の教え、幸福の科学」のこと。

これらに身も心も投げ出して信仰することを誓わせ、それが喜びであると信者に植え込むのです。

また幸福の科学において出家するとは教団のために身を捧げて仕事をすることをさしていて教団職員になりその教えを熱心に広めていく活動をすることのようです。

芸能界でも2017年に女優の清水富美加が芸能界での活躍を一時休止して幸福の科学への出家を表明した際、大きな話題になりました。

Aleph・ひかりの輪

Alephとは2000年に発足した宗教団体で、その前身はサリン事件で注目されたオウム真理教です。

オウム真理教の教えを受け継いでいるとされています。

テロ行為

Alephの前身であるオウム真理教は1995年3月に日本中を震撼させた地下鉄サリン事件を起こし、無差別殺人を行った教団として公安審査委員会にマークされました。

名称こそ変わったものの、その教えは色濃く継承されているため、Alephもまた公安審査委員会により国家転覆を狙うテロ組織として位置づけられています。

ひかりの輪

Alephはオウム真理教教祖の麻原彰晃の教えを継承している主流派で、公安審査委員会から強くマークされています。

そのため麻原彰晃の影響を受けていないかのように装って活動するために「ひかりの輪(上祐派)」が2007年、元オウム真理教幹部の上祐史浩によって発足されました。

主流派では麻原彰晃の生誕を祝う生誕祭を開催したり説法会を定期的に開催していますがひかりの輪では旧教団の反省を全面に出して麻原彰晃からの脱却をアピールしています。

しかし公安調査庁はひかりの輪が「麻原隠し」をしているだけで、完全に脱却できていないとし観察処分を継続しAleph同様マークされるやばい宗教団体です。

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